アメリカで暮らしていると、日々の食事に新しい発見があります。
けれど、日本ではあまり馴染みのない食材も多く、最初はどうやって使うのか戸惑うことも。
そんな中で、私が出会ってから何度もリピートしているお気に入りが
アメリカ北部で生まれ育った「ワイルドライス」です。
これ、お米?黒いお米?いえいえ、これが違ったんです。
今回は体が喜ぶスーパーフード、ワイルドライスの紹介です。
ワイルドライス(wild rice)ってどんな食材?
ワイルドライスという名前を聞くと「お米の仲間かな?」と思うかもしれませんが
実はイネ科マコモ属の植物の実。つまり“お米ではないライス”なのです。
黒くて細長い見た目が特徴で、ぷちっとした歯ごたえがたまりません。
アメリカやカナダでは昔から先住民たちが主食として大切にしてきた食材で
特にミネソタ州の湖周辺では
秋になると湖面に浮かぶボートから収穫される伝統も残っており
そのため、地域の収穫祭などでその様子も再現されて見ることもできます。
私がミネソタに住んでいた頃は、どこのスーパーでも当たり前のように売られていて
地元ではスープや付け合わせに登場する定番食材でした。
でも、今暮らしているアメリカ南東部ではなかなか見かけないので
スーパーで見つけたときはちょっとした宝探しのような気分に嬉しくなります。
栄養価も抜群で、たんぱく質、ミネラル、食物繊維が豊富。低脂質でグルテンフリー!
そのため健康志向の人にも人気です。
見た目は地味ですが、まさに“スーパーフード”なんです。


調理方法と楽しみ方
ワイルドライスの調理はとてもシンプルです。
- 軽く洗って
- 多めの水で30-50分ほど弱火でコトコト
- 火を止めてしばらく蒸らす
以上!
長細い実がパカッと割れて、くるんと開いたら出来上がり。
水気を切って調理に使います。

味はあっさりしていてクセがなく、噛むたびにもっちりプチプチッと弾けるような食感が楽しい。
スープに入れると香ばしい香りがふわっと広がり
サラダに加えれば食感のアクセントになります。

私のおすすめは、スープに入れること
もしPanera Breadの「Chicken and Wild Rice Soup」お好きな人がいたら、まさしくアレです!
いつもあのスープをまねて作るのですが
(日本で言うところのシチューのようなスープです)
チキンのうまみとワイルドライスのプチプチな香ばしさが絶妙で、体の中からほっと温まります。
また、ミネソタではバターと塩で軽く味つけして
お肉の付け合わせとして出されることも多かったのを思い出しました。
私は一度に多めに炊いて、小分けにして冷凍しています。
忙しい日のスープやサラダにパッと加えるだけでいいのでかなり便利ですよ。
もちろんご飯と混ぜてピラフのように炒めてもおいしい!
そして食物繊維が豊富なので
食べた翌日は、体が軽く、お通じもスッキリ。
「食べるもので体は整う」と改めて感じさせてくれる食材です。
まとめ
ワイルドライスは、派手さはないけれど、食べ続けるうちにじわじわ良さが実感できる食材です。
アメリカやカナダのスーパーで見かけたらぜひ気軽に生活に取り込んでほしいな。
日本ではまだあまり流通していませんが、最近は輸入食品店やオンラインショップでも手に入るようになってきました。少し高価ではあるけれど、栄養価と満足感を考えたら試す価値ありです。
ご飯やスープにひとさじ加えてみるだけでも、いつもの食卓がぐっと豊かになりますよ
そしてなにより
私はワイルドライスをコトコトお鍋で炊いてる時間が一番好き。
そんな“待つ時間の豊かさ”こそ、ワイルドライスのいちばんの魅力かもしれません。
