アメリカに住んでいると、秋になるたびに街のあちこちでチームカラーのTシャツを着た人たちを見かけます。そう、アメリカの秋といえばフットボールシーズン!
実は私、スポーツ観戦は割と好きでサッカーやバレーボール、野球などは一通り好きなほうではあるんだけど、アメフトだけはずっと「ルールが難しそう」「どこを見たらいいのか分からない」と思っていて、NFL観戦は少しハードルが高いものだと思っていました。でも今回、主人が会社の福利厚生でNFL観戦チケット当ててきたので(でかした!)思いきって地元、カロライナ・パンサーズのホームスタジアムへ観戦いってきました。対戦相手はニューオーリンズ・セインツ。
ルールをほとんど知らない私でも、結果的には大興奮の一日になりました。この記事では、NFL初心者の私が「ルールが分からなくても楽しめるNFL観戦」のポイントを、体験談と一緒に紹介します
※NFLファンの方には申し訳ないくらい初心者目線の楽しみ方です。
会場へのアクセス:車?それとも電車?
試合が行われるのは、シャーロットのアップタウンにあるBank of America Stadium(バンク・オブ・アメリカ・スタジアム) まさに街のど真ん中にあるので、アクセスはとても便利です。
車で行く場合
今回は時間の都合で車で向かいました。スタジアム周辺は試合当日になると臨時の駐車場がいくつもオープンしますが、近い場所はかなり強気の価格設定。80ドルくらい取るところもあり、しかも現金のみというケースも多いので注意が必要です。
私たちは徒歩30分ほど離れた民間のオフィス?倉庫?らしき駐車場に停めました。入口に警備員らしき人がいてこちらも現金のみでしたが、20ドルで比較的良心的な価格。まあ、、、しょうがないか。少し歩くだけでぐっと節約できました。
ほかにもParkMobile(パークモバイル)というアプリを使えば、事前に空き状況を確認してもう少しお得な駐車場を見つけることもできます。観戦日が決まったら、早めにリサーチしておくのがおすすめです。
電車で行く場合
シャーロットには電車(ライトレール)が通っており、スタジアムの最寄り駅までもアクセスしやすいです。昼間に利用する分には比較的治安も良く、イベントや試合のある日には家族連れも多く利用しています。
私も何度か使いましたが、車よりも気楽で便利。郊外の駅にはPark & Rideが整備されていて、車を無料で停めて電車に乗れるのが魅力です。運賃は片道およそ2ドル程度で、現金または券売機で簡単に購入できます。
駐車場の混雑を避けたい人や、初めての観戦でゆっくり雰囲気を楽しみたい人には、電車移動もおすすめです。ただし、日本の鉄道事情と違い、各駅停車のみ、のんびりゆっくりです(笑) 私は好きですが。
スタジアムに入る前の楽しみ方

駐車場からスタジアムに向かう途中もどんどん人が流れていて、試合が始まる前から、すでにお祭りムード! あちこちの駐車場ではファンたちがバーベキューをしたり、音楽をかけて踊ったりしていて、これがいわゆる「Tail Gate Party (テイルゲートパーティー)」。お揃いのチームTシャツや帽子でワイワイ楽しそう。これだけでも見ているだけで楽しいですよ!
スタジアムの外にはチームグッズショップやフードトラックもあり、すっかり気分はファンの一員になった気分でスタジアム登場
入場前にはセキュリティチェックがあります。カバンは透明の「クリアバッグ」以外NGなので、事前に準備しておくのがおすすめです。水筒や食べ物の持ち込みも制限があるので、公式サイトで確認しておくと安心です。

アメリカはほとんどの大型イベントや試合ではこのクリアバッグのみ持ち込みOKとされているところが多くて、持ち物の多い日本人としては毎回面食らってしまいます。なので、1つこの手のバッグを持っておくとイベントや試合観戦には重宝します。中にはスマホ、車のカギ、化粧ポーチくらい。もしくは最小限のもののみズボンやジャケットに入れて手ぶらで行く!(笑)
※子ども連れでオムツや水筒などが必要な場合もクリアバッグ推奨です。ゲートで止められてチェックされます。

スタジアムに入ったら、まず雰囲気を味わおう

いざ会場入り!まずそのスケールに圧倒されますよね。

フィールドの緑の芝、スタンドを埋め尽くすチームカラーに包まれた人たち、そして歓声!
アメリカのスポーツはバスケや野球もそうなんですが「試合」だけでなく「ショー」でもあるんだと実感します。

スタジアム内の通路はさながらスポーツバー
モニターがいくつもあっていろんなスポーツが楽しめました
というわけで座席に着く前に、まずはフードブースへ。
定番のハンバーガーとホットドッグ、ビールにしたけど
ナチョス、チキン、フライドポテトの王道もあります
どれもボリューム満点で、観戦のお供にぴったりです。
ちなみに写真のバーガー、ホットドッグ、ビールで40ドルでした

ルールが分からなくても楽しめるコツ
試合が始まると、会場の音楽、実況の声、チアリーダーのパフォーマンス、そして大画面のリプレイ映像が次々と流れ、五感がフル稼働。試合の流れが分からなくても、周りが盛り上がるタイミングで一緒に歓声を上げるだけで十分楽しい!
横で主人がルール解説してくれるのですが、正直分かるようでよく分かってません(笑)
でも大丈夫、この雰囲気がとにかく楽しいから!ぶつかり合ったり、ボールをキャッチしに行く姿が迫力あって、ほんとみんなカッコいいのです。

ほんと初心者なりの楽しみ方にはなるのですが、いくつかポイントを挙げてみます。
・スコアボードはざっくり見るくらいで大丈夫
「TOUCH DOWN」「Make NOISE」と出たら盛り上がるチャンス!
・チームカラーを身につけておくと、一体感がアップ(グッズショップへGO!)
・周りのリアクションを真似して楽しむ(派手なくらいがちょうどいい)
・ルールは覚えようとしすぎず、「雰囲気を味わう」ことが大事!
そして私が一番楽しかったのはハーフタイム
試合がちょこちょこ止まるタイミングに行われる“ミニ・ハーフタイムショー”のような演出が毎回楽しくて楽しくて。
観客席の大画面モニターにスタンドの人たちが映し出されて、ダンスしたり、カップルがキスしたり(おなじみの「キスカム」!)モニターの中で突然ゲームが始まったり。会場全体が笑顔になる、まるでテレビのCMのような明るい時間。
さらに地元の高校のマーチングバンドが登場して生演奏を披露する場面もあり、これが本当に見応えあり!試合が一時中断していてもまったく退屈しませんでした。

アメフトのルールが分からなくても、こうしたエンタメ要素だけで十分楽しめます!
NFL観戦、ルールにとらわれず楽しめます。
アメリカのスポーツ観戦は「観る」より「参加する」に近い感覚なのかな
思い切りその場の雰囲気にのまれて、参加するのがいいですね
3時間という長い時間をかけた試合でしたが、今回は残念ながら敵方のセインツが勝ってしまいました。アメフトは試合が細切れでストップするので、どうしても3時間くらいはかかってしまうそうです。そんなことも知らなかったけど、とにかく私はハーフタイムとゲーム全体の雰囲気を楽しんだから大満足!
帰り道では、勝っても負けてもファン同士が笑顔で「See you next game!」と声をかけ合っていたのがこれまたよかったです。
まとめ
ルールが分からなくても、NFL観戦はアメリカ文化そのものを体感できるイベントとして行くのアリだと思います。音楽、食べ物、ファッション、そして人との一体感。試合結果よりも、そこで感じる「熱」がいちばんの魅力だと思います。
もしチャンスがあれば、ぜひ一度スタジアムへ行ってみましょう!

